ルームクリップ株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役CEO:髙重正彦)は、2022年3月29日に発表した業界初の住領域特化のD2C構築サービス「D2C ROOM LABO(ディーツーシー・ルーム・ラボ)」の第一弾として、創業136年の畳製品老舗企業、株式会社イケヒコ・コーポレーション(本社:福岡県三潴郡、代表取締役社長 猪口耕成)の既存商品に「D2C化」を施し、D2Cに即した新たな見せ方にて、ルームクリップのグループ会社である株式会社bydesign(本社:東京都目黒区、取締役社長:石川森生、以降バイデザイン)の運営する家具のD2CブランドKANADEMONOにて畳製品3商品を2022年4月28日より発売開始します。
具体的には、「KANADEMONO」にてジャパニーズミックススタイルの「Wabika(ワビカ)」を新たに展開し、そのラインナップの1つとして、「TATAMI」シリーズを発売します。D2Cに即した見せ方として従来の畳のあり方を柔軟に再解釈し、モダンなコーディネートを提案します。
今回は既存の商品に「D2C化」を施し、D2Cに即した売り方として販売するものですが、今後は、今回の販売動向を踏まえ、新商品を共同開発し、2022年中の発売を目指します。
販売サイト: https://kanademono.design/collections/tatami
【D2C(Direct to Consumer)とは】
事業者が企画・生産した製品を、小売店などの中間流通を挟まずに消費者に直接販売するモデルで、近年ネット通販プラットフォームやソーシャルメディアの浸透・進展によって注目を集めています。一方、事業者側にはノウハウがまだ少なく、住生活領域での事例は多くありません。当社は「人と人、人と企業が繋がる住生活の新しい産業と文化を築く」というビジョンのもとで、SNSとネット通販プラットフォームを提供しており、昨年にはD2Cブランド運営の株式会社 bydesign(バイデザイン)をグループ化しました(※)。これらのアセットを活用し、住領域の事業者とともにD2C構築に取り組むことを目的に、「D2C ROOM LABO」をスタートしました。
【D2C ROOM LABO 第一弾詳細】
プロジェクトの第一弾として、株式会社イケヒコ・コーポレーションのD2C化支援プロジェクトを開始し、インターネット上での情報と商品の流通を前提としたビジネスフロー構築を目指します。取り組みの第一歩として、同社の既存商品に「D2C化」を施し、D2Cに即した売り方として販売するほか、今後は、今回の商品の動向を踏まえ、新商品を共同開発し、2022年中の発売を目指します。
【販売商品の概要】
畳は時代や地域、用途によって姿かたちを変え、現在においてはさまざまな素材や色合い、デザインやサイズのものが流通しています。KANADEMONOではよりシンプルで洗練された、天然のい草の置き畳をセレクト。畳の優れた機能性だけでなく、場所を選ばず気軽に取り入れることができるという点を魅力として現代の生活にちょうどいいラインナップを展開します。
・TATAMI 畳縁なしの洗練された 置き畳 スクエア(70 × 70)
https://kanademono.design/products/rug-122
・TATAMI 国産のい草をつかった 置き畳 スクエア(70 × 70)
https://kanademono.design/products/rug-123
・TATAMI 国産のい草をつかった 置き畳 4.5畳
https://kanademono.design/products/rug-124
・TATAMI 沖縄で育った い草をつかった 贅沢なゴザ 130 × 200・191 × 191
https://kanademono.design/products/rug-125
【畳の優れた機能性について】
畳には、和のインテリアとしての要素だけでなく、多くの優れた機能があります。
<畳の優れた機能性のまとめ>
・優れた吸放湿性で、日本の気候に適応
・特殊な内部構造が有害物質を吸着、空気を清浄化
・森林浴効果のあるやさしい香りで、リラックス効果
・消臭効果・抗菌作用
・難燃性・防汚性
・適度な弾性があり、吸音・遮音効果
畳に用いられるい草最大の特徴は、高い吸湿性です。
洋室に比べて、畳を敷き詰めた和室は雨天時などに湿度が上がりにくいという実験結果が報告されています。蓄えた水分を室内に放出する特性ももつため、夏は高温多湿で冬は寒く乾燥する四季を繰り返す日本の気候に合った素材です。※下記グラフ参照
【D2C ROOM LABO概要】
「D2C ROOM LABO」とは、ルームクリップが持つSNSとネット通販プラットフォームを中心に、実例写真から分析されたトレンド情報や定量的なデータについての知見や、D2Cブランドを運営しているバイデザイン社のノウハウなどを活用し、住領域事業者と共にD2C構築を目指していく、コンソーシアム型プロジェクトです。住まい領域の資産(日本固有の文化、技術、地場産業とのネットワークなど)を持ちながらも、生かし切れてない企業をパートナーとして迎え、今後も取り組みを拡大していきたいと考えています。
【参考】D2C ROOM LABO開始に関するオンライン記者発表会を2022年3月29日に開催し、株式会社イケヒコ・コーポレーション 代表取締役社長の猪口氏より、現在の課題感や今回の取り組みの背景について、インテリアD2Cブランド「KANADEMONO(カナデモノ)」を構築し成功をおさめたバイデザイン 取締役社長/ルームクリップCEO室長石川森生より、D2Cの解説や成功のポイントについてを紹介しました。
*2022年3月29日発表
https://corp.roomclip.jp/news/entry/120
今のライフスタイルをもう一歩、創造的にしたいと思う人たちのために、日々の感性をととのえる、無垢の素材感を大切にした家具を自社運営サイトにて販売しています。
テーブルをはじめとした商品のカスタムオーダーを得意としており、幅・奥行のサイズオーダー、金属脚のセレクト(現在60種以上)、天板の配線孔加工など、多くのバリエーションをご用意しているので、空間や用途に合わせてぴったりの家具をオーダーすることが可能です。
また、カスタムオーダーできる家具だけでなく、様々なスタイルを提案することで、ユーザー様ひとりひとりのインテリアスタイルに調和することができます。
【ジャパニーズミックススタイルの「Wabika(ワビカ)」概要】
Wabikaが提案するのは、日本の「和」に見られる「間」や「自然」との融合に、北欧の「シンプル」「彩り」を加えた、ジャパニーズミックステイストです。
KANADEMONOのプロダクトは、無垢の素材や、塗装の色合い・質感にまでこだわり、素材本来の美しさが際立つよう製作しています。
古くから愛され、日本の住空間を担ってきた素晴らしい素材や建材は現代でも数多く存在します。そんな日本由来の素材が織りなすインテリアが、KANADEMONOのシンプルでミニマルなスタイルとよく調和するのではないかと考えました。
本リリースに関する問い合わせ先
ルームクリップ株式会社 広報担当
mail:brand@roomclip.jp
お問い合わせ: https://corp.roomclip.jp/contact