RoomClip×リノベる、洗濯家事に関する調査を発表

「日常の創造性を応援する」をミッションに掲げ、住生活領域のプラットフォームとしてECやソリューション、インテリアブランドを展開するルームクリップ株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役CEO:髙重正彦、以下ルームクリップ)と、テクノロジーを活用したリノベーション・プラットフォーム事業を全国で展開し、国内No.1(※1)のワンストップ・リノベーション事業者であるリノべる株式会社(本社:東京都港区南青山、代表取締役:山下 智弘、以下 リノべる)は、東京都、大阪府、愛知県に在住で、分譲マンションを所有する25歳~59歳の既婚の男女499名に対して、昨今注目度が増している「ランドリールーム」と洗濯家事に関する調査を実施しました。また今回調査のキーワードとした「ランドリールーム」を含め、今後住まいのトレンドを叶えるティップス動画を共同制作し、「リノベる。」公式Instagramで随時発信いたします。また、これをまとめた『RoomClipのトレンドから紐解くリノベーション最適解』の特設ページも公開いたします。

リノベる。公式Instagramアカウント: https://www.instagram.com/renoveru/
特設ページURL: https://www.contents.renoveru.jp/roomclip
トークイベントページ: https://www.renoveru.jp/events/etc_media_roomclip01/showroom-takaoka

▼背景:ランドリールームが注⽬されている理由(RoomClip)


「ランドリールーム」とは、洗濯のための専⽤スペースです。洗濯機や乾燥機のほか、たたみ作業⽤のカウンター、汚れ物を洗う洗⾯台、室内⽤物⼲し、⾐類収納などで構成され、洗濯にまつわる作業が⼀か所で完結します。

海外に⽐べて⽇本ではまだ⼀般的ではありませんが、RoomClipでは急速に興味関⼼が高まっています。2023年8⽉の検索⽔準は2017年同⽉⽐で約8倍となっています。

背景には、住宅取得年齢に差し掛かった共働き世帯数の増加があります。総務省によると、21年の共働き世帯数は16年⽐約1割増の1247万世帯で、専業主婦世帯の2.2倍(※2)となっています。

また、ランドリールーム設置に必須の乾燥機の普及が進んだことも、関⼼を⾼めている要因です。内閣府の消費動向調査によると、21年3⽉末の⾐類乾燥機の2⼈以上の世帯への普及率は54.3%(※3)。乾燥機を導⼊すると「外に⼲す・取り込む」という作業の必要性が薄れ、洗濯に関する作業場所を1カ所に集約することが容易になります。

そのほか、SNSの利⽤が広まり、住まいづくりの情報源が多様化したことも⼀因です。
洗濯は、洗う・⼲す・たたむ・しまう、と⼯程が多く、家の中での移動も多いという特徴があります。移動時間や⼯程を省略できるランドリールームは、効率的に家事を⾏いたい共働き世帯のニーズに合致しています。共働き世帯の増加、乾燥機の普及、SNSの広がりは今後も加速していくことが予測され、新築やリノベーションなどによる住宅取得層にとって、ランドリールームはさらに注⽬を集めるのではないでしょうか。
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▼調査サマリ

■洗濯家事で不満のある⼯程は1位「⼲す」(46.3%)、2位「しまう」(41.9%)、3位「畳む」(39.7%)となり、各⼯程の 不満理由の1位はいずれも「専⽤のスペースがない(狭い)」 ことが挙げられた。

■ 64.5%が「ランドリールームがあったら便利」 と答えるも、予算は抜きで⾃宅に造りたいか聞いたところ、 半数以上が「造りたいけど現実的には難しいと思う」(57.7%) と回答。次いで「造らなくてよい」(24.6%)、「造りたい」(17.6%)という結果に。

■「造りたいけど現実的には難しいと思う」「造りたくない」と回答した理由は、 「今の⾃宅の広さ的に難しい」 (71.8%)、次いで「今の⾃宅の間取り的に難しい」(48.7%) が多く、物理的な難しさを感じている。 ⼀⽅で、「洗濯家事を⼀室で完結できる必要はなく、動線がスムーズであればそれでいい」(16.3%)という回答も⼀定あり、「スペースの狭さ」を「動線の最適化」でカバーできるリノベーションの可能性を感じる結果となった。

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▼調査結果

■洗濯家事で不満のある⼯程は1位「⼲す」(46.3%)、2位「しまう」(41.9%)、3位「畳む」(39.7%)となり、各⼯程の 不満理由の1位はいずれも「専⽤のスペースがない(狭い)」 ことが挙げられた。

家事の中でも「⾯倒だな…」と感じる⽅が多いのが、洗濯ではないでしょうか。上記の通りRoomClipでも昨今、洗濯にまつわる「ランドリールーム」が注⽬キーワードとなっており、今回はそんな洗濯について調査を実施いたしました。まずは、どの⼯程に不満があるかを聞いたところ、1位「⼲す」(46.3%)、2位「しまう」(41.9%)、3位「畳む」(39.7%)となり、⼤きなスペースを必要とする⼯程が上位を占めました。

続いて、各⼯程について「不満」と回答した⽅に、どんな不満があるか質問したところ、いずれの⼯程も1位は「専⽤のスペースがない(狭い)」ことが挙げられました。最も不満度が⾼かったのは「畳む」⼯程の「専⽤のスペースがない/狭い」でした。「しまう」⼯程を想定して洗濯物のカテゴリに分けたり、⼤きなものを畳むなど、「畳む」作業はある程度のスペースが必要であるにもかかわらず、その場所が確保できていない様⼦が垣間⾒られました。また、「畳む」後⼯程となる「しまう」では、「畳む」からの動線への不満が53.1%と、スペースへの不満とほぼ同等の結果となりました。まとめて畳んだ後に、家の様々な場所に点在する収納スペースに「しまう」作業に対するストレスを感じられている⽅が多いようです。


■ 64.5%が「ランドリールームがあったら便利」 と答えるも、予算は抜きで⾃宅に造りたいか聞いたところ、 半数以上が「つくりたいけど現実的には難しいと思う」(57.7%) と回答。次いで「造らなくてよい」(24.6% )、「造りたい」(17.6%)という結果に。

注⽬のランドリールームですが、⾃宅に造るとしたらどのような課題があるでしょうか︖まず、「ランドリールームがご⾃宅にあったら便利だと思いますか︖」という設問に対しては、64.5%が「ランドリールームがあったら便利」と回答しました。やはり、1か所に洗濯動線が集約するのは時短にもつながり魅⼒的に感じる⽅も多いようです。

では、実際に今のご⾃宅に造るとしたらどうでしょう︖予算は抜きで検討をいただいたところ、半数以上が「造りたいけど現実的には難しいと思う」(57.7%)と回答し、「造らなくてよい」(24.6%)「造りたい」(17.6%)という回答を⼤きく引き離しました。次の設問で、便利だとは思うけれど、現実には難しい理由を深堀してみましょう。

■「造りたいけど現実的には難しいと思う」「造りたくない」と回答した理由は、 「今の⾃宅の広さ的に難しい」(71.8%)、次いで「今の⾃宅の間取り的に難しい」(48.7%) が多く、物理的な難しさを感じている。 ⼀⽅で、「洗濯家事を⼀室で完結できる必要はなく、動線がスムーズであればそれでいい」(16.3%)という回答も⼀定数あり、「スペースの狭さ」を「動線の最適化」でカバーできるリノベーションの可能性を感じる結果となった。

さて、なぜ「現実的には難しい」のでしょうか︖「造りたいけど現実的には難しいと思う」「造りたくない」と回答した理由としては、⼤多数の⽅が「今の⾃宅の広さ的に難しい」(71.8%)と回答。次いで「今の⾃宅の間取り的に難しい」(48.7%)と回答し、洗濯動線を1か所にまとめるランドリールームを今の住まいに当てはめた場合に、ある程度の広さを確保するための物理的な難しさを感じている⽅が多いことがわかりました。⼀⽅で、造る必要を感じていない⽅もいるようです。「洗濯家事を⼀室で完結できる必要はなく、動線がスムーズであればそれでいい」(16.3%)、「現状すでに洗濯家事のスペースや動線に満⾜しているので造る必要がない」(7.5%)という回答も⼀定数あり、必ずしも1か所にまとめる必要はなく、スムーズな動線や⼯夫で広さの課題を解決できるといった意⾒も⾒られました。

今回の調査では、各家庭において洗濯動線の課題があり、それがランドリールームの⼈気につながっていること、そして「広さ」を主な要因としてランドリールームを⾃宅で再現するのは難しいと感じる⽅が多いことがわかりました。不動産経済研究所の調査(※4)によると、2020年以降マンションの専有⾯積の縮⼩傾向は顕著となっており、「広さ」を求めるのではなく、 リノベーションが得意とする「スペースの狭さを動線でカバーする」ことは、これからの時代の最適解のひとつと⾔えそうです。

▼「スペースの狭さ」を「動線の最適解」でカバーした例
▽「リノベる。名古屋 ⾼岳ショールーム」

回遊動線を活⽤してとことん家事動線にこだわり⼤きな時短が実現できる、9⽉23⽇(⼟)オープン予定の「リノベる。名古屋 ⾼岳ショールーム」。今回の調査で最も不満度が⾼かった「畳む」⼯程の専⽤スペースも、洗濯機の脇に折り畳み式の洗濯畳み台を設置することでクリアしています。そして廊下を横切ると⼤容量のウォークスルークローゼットがあり、不満の多い「畳む」→「しまう」動線もスムーズです。キッチンと洗⾯脱⾐所の仕切りは引き⼾でつながっているため、洗濯畳み台は通常折り畳んでおくことで、洗濯機からベランダも最短距離を実現。「洗う」から「しまう」まで、すべての作業が流れるように実現する間取りになっています。
ショールーム: https://www.renoveru.jp/showrooms/takaoka

また本ショールームでは、オープンを記念してRoomClipとリノベるのトークイベントを開催いたします。RoomClipで検索⽔準が上昇している注⽬キーワードと、リノベるの施⼯事例、そしてショールームの間取りの⼯夫を通じて、リノベーションだからこそ実現できる間取りの最適解をご紹介するとともに、体感いただける機会となります。

イベント情報
タイトル:RoomClip×リノベる トークイベント『「トレンド事例をリノベーションで紐解く、暮らしの最適解」―住まいトレンド、裏にあるのは暮らしの困り⁉― 』
開催⽇:9⽉23⽇(⼟)、24⽇(⽇)
時間:①10:00ー12:00、②14:00ー16:00
会場:リノベる。名古屋 ⾼岳ショールーム(愛知県名古屋市東区東桜2丁⽬12-1 6階 601号室)
アクセス:地下鉄桜通線 ⾼岳駅 徒歩約4分
お申込みURL: https://www.renoveru.jp/events/etc_media_roomclip01/showroom-takaoka

リノベる。名古屋 ⾼岳ショールーム図⾯:


洗⾯スペース拡⼤図(洗濯畳台あり⇔洗濯畳台なし):

▽「リノベる。東京 表参道本社 ショールーム」

お友達を呼んでパーティーをするのが好きなご夫婦を想定した「リノベる。東京 表参道本社ショールーム」。
パブリックスペースとプライベートスペースがしっかり分かれている間取りは、洗濯動線がすべてプライベートスペースにまとまっているので、急な来客も安⼼です。洗濯機と乾燥機能付き浴室がウォークスルークローゼットやサニタリースペースと隣接するので、「洗う」→「畳む」→「しまう」の⼯程が数歩で完結します。 https://www.renoveru.jp/showrooms/omotesando_labo

▼調査概要

調査⽅法:webアンケート⽅式
調査機関:Freeasy
調査対象:東京都、⼤阪府、愛知県に在住で、分譲マンションを所有する25歳〜59歳の既婚の男⼥
有効サンプル数:499名
調査実施⽇:2023年7⽉27⽇(⽊)/8⽉4⽇(⾦)
調査主体:リノベる株式会社
※ 本リリース内容を掲載いただく際は、出典「RoomClip×リノベる調べ」と明記をお願いいたします。

【RoomClipについて】

家具や家電、雑貨などインテリアの写真を投稿・閲覧できる、住生活の領域に特化した日本最大級のソーシャルプラットフォームです。スマートフォンアプリとインターネットのウェブサイトを展開しています。現在月間ユーザー数は600万人、写真枚数は600万枚を超えます。RoomClipは日本で最も「実際に人が生活している部屋の写真とデータ」が集まっているサービスです。雑誌やテレビなど年間に100以上の媒体でRoomClipユーザーが紹介されています。

【ルームクリップ株式会社について】

代表者:髙重正彦
設立:2011年11月24日
所在地:東京都渋谷区千駄ヶ谷1-28-1
URL:https://corp.roomclip.jp/
事業内容:「RoomClip(ルームクリップ)」の企画・開発・運営、「KANADEMONO(カナデモノ)」の企画・製造・販売、インテリアの仕入・販売、その他EC・D2Cに関する事業

RoomClip( https://roomclip.jp/
RoomClipビジネス( https://biz.roomclip.jp/business
RoomClipショッピング( https://roomclip.jp/shopping/
RoomClip住文化研究所( https://lab.roomclip.jp/
KANADEMONO(https://bydesign.co.jp/

【リノベる株式会社について】

リノベるは、ミッション「⽇本の暮らしを、世界で⼀番、かしこく素敵に。」の実現に向け、リノベーションプラットフォームを構築し、事業を展開しています。 展開する事業は、国内No.1の実績を有する中古マンション探しとリノベーションのワンストップサービス「リノベる。」や、法⼈向けにCRE戦略推進や有効活⽤ソリューションを提供する「都市創造事業」、そして、⽇本全国のパートナーへリノベーションに最適化されたノウハウやテクノロジーツールを提供するリノベDXプラットフォームです。 リノベーションは、建替え新築に⽐べCO2排出量や廃棄物排出量を⼤幅に削減することが可能です(※5)。リノベるは、リノベーションを推進することで、循環型社会の実現、カーボンニュートラル社会の実現に寄与してまいります。

会社名:リノべる株式会社
代 表:代表取締役 ⼭下 智弘
資本⾦および資本準備⾦ 6.69億円
設 ⽴:2010年4⽉
所在地:本社 東京都港区南⻘⼭5丁⽬4-35 たつむら⻘⼭ビル
事業内容:テクノロジーを活⽤したリノベーション・プラットフォーム事業
(個⼈向けマンション・⼾建てのワンストップリノベーション、法⼈向け⼀棟リノベーション・店舗・オフィス・商業施設の企画・設計施⼯及び運営、パートナー企業向けリノベDXプラットフォーム)
コーポレートサイトURL: https://renoveru.co.jp/
リノベる。URL: https://www.renoveru.jp/
都市創造事業サービスサイトURL: https://renoveru.co.jp/citycreate/

※1 ワンストップ型リノベーション売上⾼(リフォーム産業新聞社刊『マンションリフォーム売上ランキング2022』にて、ワンストップサービスを⼿掛ける事業者として⾸位)
※2 共働き世帯:労働⼒調査(独⽴⾏政法⼈労働政策研究・研修機構)
https://www.jil.go.jp/kokunai/statistics/timeseries/html/g0212.html
※3 消費動向調査 令和3(2021)年3⽉実施分
https://www.esri.cao.go.jp/jp/stat/shouhi/honbun202103.pdf
※4 不動産経済研究所『不動産経済 マンションデータ・ニュース』(2023年6⽉8⽇発⾏)
https://www.fudousankeizai.co.jp/share/mansion/549/mdn20230608.pdf
※5 2021年11⽉30⽇「リノベーションでCO2排出量を76%、廃棄物排出量を96%削減(※1) 脱炭素社会実現に向け、産学共同研究を実施」(リノベる株式会社)
https://renoveru.co.jp/news/5273

本リリースに関する問い合わせ先

ルームクリップ株式会社 広報担当
mail:brand@roomclip.jp
お問い合わせ: https://corp.roomclip.jp/contact